おかげさまで武蔵新城にピラティススタジオをオープンしてもうすぐ2年になります。
たくさんのお客さまにお越しいただきご新規の受付を停止することがあり、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
ピラティススタジオを運営していくにあたって、私が大切にしているインストラクターに求められる必要なスキルを3つをご紹介していきます。
例えば、同じレッスンメニューを行ったとしてもインストラクターによって満足度に大きな差がでてしまいます。
その違いはインストラクターの知識、技量、経験だけではなく、以下の3つのスキルが重要と考えています。
- カウンセリングスキル
- アジャスト・キューイングスキル
- スキルアップへの熱量
順番にご紹介していきます。
カウンセリングスキル
ピラティスレッスンの効果は、カウンセリングで9割決まると思っています。
ピラティスレッスンを始める前にまずカウンセリングを行い、レッスンの方針(目標設定)を決めていきます。
- お身体で気になるところどこですか?
- 運動経験はございますか?
- どんなお仕事をされていますか?
など、一見するとレッスン前に雑談しているようですが
お客さまの潜在的なお悩みや言語化できていない問題を探っていきます。
ほとんどのお客さまが、自分自身の悩みを理解できていなかったり、ピラティスでどんな事ができるか分からないのでお話されなかったりします。
カウンセリングで目標設定がズレてしまうと、インストラクターがレッスンの効果が表れてきたなと思っても、お客さまは「たしかに変化はでてきているけどなんか違うな」とレッスンに満足することができません。
目標設定にズレが起こらないようにお客さまのお悩みの本質を引き出す能力がインストラクターに求められます。
ピラティスレッスンの効果をあげるためにも、カウンセリングはとても大切な作業なのです。
アジャスト・キューイングスキル
ピラティスインストラクターに大切なスキルに、アジャストやキューイングというのがあります。
手を使って身体を正しいポジションに誘導すること
上の動画では、お客さまのお身体に触れて微妙にポジションを調整しています。
ちょっと動きを修正するだけで、分からなかった身体の感覚が分かるようになったり、一気に動作がキツくなったりします。
このアジャストがプライベートレッスンでしか体験できない魅力です。
お客さまにとって最適な動作へ導くために、インストラクターが行う合図やきっかけのこと
キューイングとは、空気のように普段意識することがないですがとても重要です。
キューイングが上手な先生は次にどう動くか迷わずに、ストレスなく流れるようにレッスンが進んでいきます。
逆にキューイングが悪いと、次にどう動けば良いか迷子になってしまったり、リズムが悪く居心地の悪さを感じるかもしれません。
一般の方にはキューイングが上手い先生は自然すぎて、何が良いのか分からないかもしれません(笑)
アジャストとキューイングがインストラクターに求められる必須のスキルです!
スキルアップへの熱量
どの職業でも同じだと思いますが、スキルアップへの熱量もピラティスインストラクターに必要です。
トレーナーが指導で忙しくなってくると、自分のためのレッスンや勉強の時間が少なくなってきます。
そうすると、日々新しくなる身体についての情報が不足したり、自身がレッスンしないことでお客さまに最適なトレーニングの強度が分からなくなってきます。
トレーナーはお客さまの満足度を高めるためにも常に自分が学び続ける必要があります。
さいごに
私が考えるピラティスインストラクターに必要なスキル3つをご紹介しました。
- カウンセリングスキル
- アジャスト・キューイングスキル
- スキルアップへの熱量
ピラティステトテのインストラクターはこの3つのスキルがとても高く頼りにしています。
1人のお客さまに対し、ていねいにレッスンするので頭も体力もフル回転!そんなわけで1日にレッスンできるお客さまの数が限られてきます。
たくさんのお客さまにレッスンしたいけど、レッスンの質が下がったり雑になったりしたくない!!
そんな熱い気持ちを持つインストラクターが集まるピラティステトテです。
人気のお時間はなかなか空きがでなくご迷惑をおかけしております。
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