私は出産前に、産後8ヶ月に行われるダンス公演へ出演することを決めました。
いざ出産では47時間の難産で体はボロボロに。
ダンスのリハーサルが始まるまで5ヶ月の間にコンディションを戻さなけれいけません。
そこで週一でピラティスのプライベートレッスンを受けて身体を整えていくことにしました。
結果的に公演は成功しホッとしました。
「産後ピラティスすごいな!」と、そんな私とピラティス体験をお話します。
産後しっかりお身体のケアをされると回復が早いだけでなく、産前にあった不調もリセットしやすいです!
私の産後ピラティス”ビフォー・アフター”
優しい助産師さんに救われました。
出産前に、出産予定月の8ヶ月後にあるダンス公演の出演依頼がありました。
小さい時から身体を動かしていて体力には自信がありましたし
「芸能人やスポーツ選手は産後半年で復帰」なんて記事を見たのもあって
「私も大丈夫だろう!」
と考えて出演を快諾しました。
いざ出産
私は難産で、陣痛から47時間かかりやっと吸引分娩で出産しました。
産後は想像を超える身体のダメージにビックリ。
歩くのも手すりを使ってやっと…尿意も無くなってしまい定期的に処置を受ける。
退院後は赤ちゃんのお世話に追われ、ふと思い出した時に腹筋運動をしてみると全く出来ない…私の身体どうしちゃったの??
とても不安になりました。
1ヶ月検診を終え里帰り出産から自宅へ帰宅しました。
産後ピラティスを開始
まずは全身フニャフニャで力が入らないのに首、肩、腰が痛い最悪なコンデションの身体を
「どうにかしよう!」と
赤ちゃん連れ可能なプライベートピラティススタジオを探しました。
ダンス公演のリハーサルは産後5ヶ月から。
身体の問題と娘を預ける保育園探しで焦りと同時にかわいい我が子から離れたくないという複雑な思いだったことをよく覚えています。
ピラティススタジオは家の近くでは見つからず電車で通うことになりました。
ようやく見つかったプライベートピラティススタジオも完全個室ではなく、他の方も同時にレッスンするスタジオだったため、泣いてしまう娘が気がかりで100%集中するのは難しい環境でした。
それでも週1回のプライベートレッスンを受けるごとに少しづつ身体の感覚を取り戻し、無事保育園も決まりリハーサルに参加することができました。
ダンスリハーサル開始
リハーサルはとても大変でした。
とにかく今までできていたことができない。
こんなはずじゃないのに〜と思いながら毎日ボロボロ。
母乳育児のため張って痛む胸にも悩まされながら保育園にお迎えに行き、夜はカイロプラクターの旦那さんにケアしてもらう。
ダンス公演本番
そんな日々が2ヶ月位続いたころ身体に変化が現れてきました。体重が落ち始め身体も動きやすくなってきました。
なんとかダンス公演は無事やりとげ自分のその時できることはすべて出しきれたと思います。
とっても大変でしたがこのような機会がなければダンスには復帰しなかったかも。
主宰の先生にはとっても感謝しています!
産後ピラティスの大切さ
そしてこの経験を通して産後のママの大変さを実感することができました。
はたから見たのでは想像ができない大変さです。
その大変さから自分のことは後回しになっていく方も多いです。
レッスンに来られる方の多くは
「子供に手がかからなくなったので自分の身体を整えるために、ピラティスを始めようと思いました」
とおっしゃります。
しかし産後から時間が空いてしまうと、お腹のインナーマッスルの感覚を取り戻すのにどうしても時間がかかってしまいます…
産後しっかりお身体のケアをされると回復が早いだけでなく、一度筋力が落ちた状態からのスタートなので身体の癖や不調を見直すきっかけにもなります。
「もっと産後ケアとして、気軽に身体も心もリフレッシュできる場所があれば良いな〜」
そんな思いからピラティステトテではお子さま連れ大歓迎でレッスンさせて頂いています。
個人の小さなスタジオだからこそできるサービスで、今後も頑張る女性を応援するスタジオでありたいと思っています。