「ピラティスって効果ない？」と感じる理由と対処法を解説！

2024年9月26日

これからピラティスを始めてみようと考えている方は、ピラティスはどれくらい効果があるのか？

ピラティスを始めてみた方は「思うような効果を感じない」と悩んでいる方も多いと思います。

「効果がない」と感じる理由は

ピラティスは短期間で効果のでるエクササイズではない
スタジオによってスタイルに違いがある
効果をだすためには、目安となるレッスン頻度と期間がある

などの認識の違いがあると思います。

ピラティスにはいろいろな効果がありますが、この記事ではプライベートピラティスのダイエット効果に絞って記述していきます。

ピラティスと言っても、スタジオによってスタイルや方針に違いがあります。

ざっくり分けると

食事制限や有酸素運動を取り入れて短期間の効果を狙ったスタイル
ムリなく楽しく続けてゆとりを持って結果を求めるスタイル

ピラティスは、短期間で効果がでるエクササイズではありません。

そのため、①のように食事制限（食事指導）や有酸素運動を取り入れて短期間で効果をだすことにフォーカスしていきます。

当スタジオでは、②の無理なく効果を狙っていくスタイルになります。

「思ったほど効果がでないな」と感じれている方は、スタジオの方針を確認してみてください。

スタジオ選びによって効果がでるまでの期間が変わってきます。

当スタジオの食事制限や有酸素運動をやらないスタイルで、効果がでるまでにどれくらいの頻度や期間がかかるのか？

そんな疑問を解消できるように解説していきます。

ご自身の目的や目標期限を考慮してスタジオを選んでください。

はじめに

当スタジオが食事制限など取り入れない理由は、私が幼少期からバレエをやっていて体重制限にとても苦労したからです。

食べることが大好きな私は、食べることを制限されるとストレスが溜まってツライ思い出しかありません。

ちょっと気を緩めれば、すぐにリバンドしてしまい心が折れました。

その代わりに普段は、
・夕方6時までに晩ごはんを食べる
・普段の食事はバランスを考える
・体重計にはあまり乗らない
・週1のダンスレッスンへ通う
・私自身も週1プライベートピラティスへ通う

など気をつけています。

その分、いつもビュッフェへ行った時は元を取ろうとがんばっています！

そんなわけで、食べるのが楽しみな方は食事制限しないでうまく付き合っていく方が良いと考えています。

食事制限をしないピラティススタジオがあっても良いな、との思いから今のスタイルになりました。

ダイエット・ボディメイク（ビフォー・アフター）

ビフォー・アフターの一部をご紹介いたします。

産後ピラティスを6ヶ月行った成果になります。

ピラティスで効果をだすための条件

ピラティス自体は消費カロリーの少ないエクササイズになります。

そのため気をつける点がいくつかあります。

頻度: 最低週1回を目安にしてください。
期間: もちろん個人差がありますが、変化を感じ始めるのは半年〜1年（早い方は3ヶ月くらいから）
ピラティス習熟度: ピラティスは正しく狙った動きができないと効果を十分に発揮できません。

はじめのうちは代償運動といって、狙った動きができないため無意識に違う動きをしてしまいます。

初めての方は、まず正しい動きができることから始めていきます。
生活習慣: 当スタジオでは食事制限は行いませんが、ピラティスを続けていくうちに自発的に自然と食事に気をつけるようになっていただけるように促していきます。

たとえば、夜遅くに食事をしないなど。

ピラティスを続けていくとイライラしなくなったりストレス軽減効果があります。

ストレスで暴飲暴食していたけど、ピラティスでスッキリするので「食べることでストレス解消する必要がなくなった」という声をよくいただきます。

ピラティスの消費カロリーについて

ピラティスを60分してどれくらいカロリーを消費するのか？

下の表は、体重50kgの人が60分運動した消費カロリーになります。

種類	消費カロリー	METs
ピラティス	158kcal	3
ウォーキング	200kcal	3.8
水泳	305kcal	5.8
筋トレ	315kcal	6
ランニング	368kcal	7

参考：改訂版『身体活動のメッツ（METs）表』

消費カロリー算出方法

消費カロリー = METs × 体重（kg） × 時間 × 1.05

脂肪1kgを消費するのに必要なカロリーは約7,200kcalと言われています。

1ヶ月30日とすると、1日あたり240kcal消費するか、食事を控えると1kg痩せられる計算になります。（参考：タニタカロリーとは）

消費カロリーで考えると、週1回のピラティスで7,200kcal消費するのに11ヶ月半かかります。

ランニングや筋トレ週1回だと、7,200kcal消費するのに約5〜6ヶ月です。

ピラティスだけだと消費カロリーが低いので、スタジオによっては食事制限をしたり、有酸素運動を組み合わせたりします。

ランニングなどより消費カロリーが低いピラティスですが、大切なことは自分に合ったエクササイズを選ぶことが大切になります。

ピラティスが向いているのはこんな方

激しい運動が苦手で、ゆっくりした運動ならできそう
見た目の筋肉をつけたくない
いろんなエクササイズをしてきたけど長続きしなかった

ピラティスでダイエット効果があるのか？

消費カロリーは、たいしたことないピラティス。

ダイエット効果があるのか？

私の個人の考えになりますが、ピラティスはダイエットするためのベース作りになります。

ピラティスを始めて

姿勢が改善する
肩こり・腰痛改善
汗をかかない人が汗をかくようになる（体質改善）
イライラしなくなる（ストレス軽減）
集中力がUPする
怒りにくくなる（意識の変化）
おしゃれを気にするようになった（行動の変化）

目に見える変化以外にも、目に見えない意識や行動の変化も現れてきます。

ピラティスによる1つ1つの効果が、少しづつ繋がって大きな効果を生みだします。

変化がでてくるとうれしくなって、自然と食事や生活にも変化がでてきます。

食事を制限したりするのではなく、食べる時間を調整することで食べる楽しみを味わいながらダイエット効果をだしていきたいと考えています。

エクササイズ全般に言えることが、一番大切なことは継続することになります。

自分に合った、継続できる方法が一番の近道です！

自分に合って楽しく続けられるエクササイズを選択することが大切です。

「つらい」
「きつい」
「楽しくない」
と、思って続けていても辛くなるだけです。

「楽しく」
「次のレッスンが待ち遠しい」
と、思えるエクササイズが一番効果がでます。

当スタジオでは、みなさんに「楽しんで」もらえるようなレッスンを心がけております。