前回の記事【効果なし!?】ピラティス・グループレッスンで効果がでなかったのは何で?に続き今度はピラティスプライベートレッスンで効果が無かったというお話をしたいと思います。
私達のスタジオにも「別の所でプライベートレッスンを受けていたけどあまり効果を感じなかったので来ました」という方がいらっしゃいます。
そんな方とレッスンをしていく中で気づいたことがあるので記事にまとめました。
プライベートレッスンで効果がでなかった原因
プライベートレッスンで効果がでなかった原因の1つには、お客様自身が「ピラティスをやってどのような効果を得たいか」という部分がぼやけているか、インストラクターに伝えられていなかったのではないかと考えられます。
体験レッスンでまずはじめにカウンセリングをしてお話をしながら、お悩みやピラティスをやってどんな風になりたいか聞いてからレッスンを始めていきます。
レッスン中にもお話をしながらメニューを組みてていくのですが、雑談していく中でポロッと潜んでいたお悩みがでてくることがあります。
ご本人も気づいていない悩みがあることがあります。
「そういう悩みだったらこのメニューでいきましょう!」とレッスンプランを変更していきます。
カウンセリングの時にうかがったお悩みとは違う悩みが無意識に潜んでいる場合があります。
それではせっかくのプライベートレッスンも効果が少なくなってしまいます。
このカウンセリングのときに引き出せなかった悩みを、インストラクターが上手に引き出せたかどうかがレッスン効果の不満につながるのではないでしょうか?
いわいる潜在的悩み(ニーズ)と言われるのですが
- 本人も意識していない(言語化できていない)無意識にかかえている悩み
- 説明するのが得意でない
- ちょっと恥ずかしくて伝えられなかった
- 「困っていることは無いですか」と聞かれると答えづらい(上手に伝えられない)
私も感覚的に物事を考えるタイプなので言語化するのが苦手です。
なので私もスマホを買いに行ってお店の人に「今のスマホでお困りのことはございませんか?」と言われて「ん〜そんなに困ってないんですけどね〜」なんて言ってしまいます(笑)
お店の人の説明を聞いてもスマホにあまり興味がないので画素数が何万画素でとかスペックの話をされても念仏を聞いているみたいで頭に入ってこないのです。。。
「また考えて出直します」とスマホを買いたいのに買えなかった経験があります。
そんなとき上手な店員さんだとあれこれ聞いて、小さい子供がいるという情報を引き出してくれて、
「小さいお子さんがいるなら動いている人を撮るのが得意なこの機種はどうですか?」とか
「この機種になるとおサイフケータイがあるので、かばんからお財布をだす手間が省けて便利ですよ」とか
「じゃあこのプランとセットで購入するとお得ですよ!」
と私の悩みを言語化してくれるのでスッと理解できて「なるほど!」と納得させられ「ください!」ってなります。
インストラクターとしても勉強になった経験です。
この悩みを引き出す力がインストラクターには求められます。
悩みが明確になればレッスンメニューも方向転換して効果が出るまで最短距離で進んでいけます!
ピラティスに通う最適な頻度はどれくらいが良い?
プライベートピラティスを行うベストな頻度は週に1〜2回です。
ピラティスに回数制限はないので毎日やっていただいても大丈夫です。
プライベートピラティスで週1〜2回しっかりポジションを調整していただいて、お家でセルフトレーニングしていただくと効果UPします。
忙しい方は家でピラティスを行わなくても日常生活で、レッスンの感覚を意識しながら動いているだけでも効果があります。
無理ない範囲で継続的に続けていくことが大事になります。
さいごに
もしかしたらプライベートピラティスで効果が実感できなかったという方は、言語化されていない悩みがうまくインストラクターに伝わっていない可能性があります。
インストラクターが悩みを引き出せるか引き出せないかでレッスン内容も変わります。
悩みが明確になるほどレッスン効果が出やすくなります!
「ピラティスで変わった!」と言っていただけるようにこれからもスキルアップして取り組んでいきますのでどうぞよろしくお願いいたします。