【レッスンレポート】フラメンコの踊りにも変化がでてきた!

長年フラメンコの歌い手として活動し、踊りも習い続けている60代のお客さま💃

毎日のようにダンスレッスンに行かれており、レッスンが終わるとつま先が痛くなってしまうそうです。

最近は腰や膝の痛みがあるので「身体の使い方を見直して末永く踊りたい!」とのことでレッスンに来てくださいました。


レッスンを続けていくうちにフラメンコの先生からも「踊りが良くなった!」と褒められるようになってきたそうで私もうれしいです!

目次

ビフォー・アフター

レッスン開始から4ヶ月後に撮影しました。

左:1回目、右:4ヶ月後

レッスン初日の左の写真では右肩が下がっています。
4ヶ月後の右の写真では肩の高さそろい、軸が立ってきています。

左:1回目、右:4ヶ月後

左の写真では両手が挙げづらいために代償運動(頭を反らせて腕を挙げやすくしています)を行っています。

右の写真では代償運動がなくなり、背骨の動きも良くなってきています。
スムーズに両手を挙げられるようになりました。

身体の使い方が分かるようになってくると一気に効果がアップしていきました!

ダンサーのためのピラティス

バレエでも同じですがフラメンコでは骨盤をニュートラルよりも少し立てて踊るそうです。

その方が腹圧をかけやすく、体幹が安定し、股関節は可動域が上がるためです。

ですがその骨盤の立て方に問題発見しました!!


おしりをギュと閉めることで長年骨盤を立てていたので、お尻や腰回りが常に緊張状態です。

お尻を閉めることで股関節の動きを悪くなってしまいます。その状態でステップを踏んでいたので、膝が頑張りすぎて痛みがでてしまっています… 


なるぼど〜


まずは、お尻を使わず骨盤底筋を意識して骨盤を立てる練習からはじめました。


すると「骨盤底筋の感覚わかりません…」とのこと。


ダンスや激しい運動をしてきた方は特に、小さな感覚が感じにくくなっていることがあります… 

まずは小さな感覚を思いだせるようにトレーニングを重ねました。

レッスンを重ねるうちに気がついたことは、真面目で練習熱心な方だからこそ、先生から受ける注意を守ろうとがんばりすぎてしまいます。

例えば「お腹を引き上げて!」とか「肩を下げて!」言われるとそれを守ろうとがんばり、力でお腹を締めたり、肩を下げようとしてしまいます。

そのことによる負担から身体に痛みが出ていることが考えられました。

ピラティスのプライベートレッスンでは、ダンスの先生が仰っている「お腹を引き上げて」とか「肩を下げて」の意味を説明しながら体感していってもらいます。

そうすると
「こんな楽で良いの〜?」
「今までやり過ぎてたわ〜!
と身体の使い方が分かるようになってきました。

ガチっと固まっていた身体がゆるみはじめ、背骨の動きがよくなってきました。

背骨が動き背中周りがスッキリ!
腕も上がりやすくなりました!

さいごに

tetoteのダンサーのためのピラティスでは、ダンスの先生に言われたことを解剖学的に分かりやすく説明していきます。

そして変化を体感してください。


ダンスのレベルアップのお手伝していきます!

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